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男滝女滝(おだきめだき)にまつわる話

長野県南木曽町吾妻にある男滝女滝は中山道の東側に位置する滝です。清々しい水の音が辺りの山林に響いています。水量の多い方が男滝、奥にある水量の少ない方が女滝です。
男滝女滝にまつわるお話がいくつか存在します。
ますひとつは昭和の小説家・吉川英治(よしかわえいじ)著の『宮本武蔵』に登場し、武蔵とお通の恋物語の舞台にもなっているということです。
ふたつめにここは倉科様伝説というものがあって、松本平の豪族・倉科左衛門尉時元が、豊臣秀吉の関白就任のお祝いに金の鶏をもって上洛する途中、大妻籠宿付近で地元の豪族に襲われ殺害されてしまい、その時のお祝いの品であった金の鶏が女滝に舞い込んでしまったというものです。訃報を知った倉科様の奥方は妻籠の宿まで来て「夫の仇、夫の恨み粟の粒ほど崇れ」と叫び、その祟りのためか滝壺は埋め尽くされました。そのため滝壺に舞い込んだ金の鶏は再び悪人共に姿を見られることはなかったそうです。集落の人たちはこれこそ倉科様の霊の祟りだと租霊社に倉科様の霊を祀り、山賊に盗まれた品物を木でこしらえ御霊代として祭祀としたとのことです。
このふたつの話を考えながら滝を見るのもまた違って面白いかもしれません。

ホテル富貴の森より車で約20分


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