日本の滝100選にも選定された 信州 南木曽町にある田立の滝。
天河滝、霧ヶ滝、螺旋滝などの大滝川の渓谷にかかる無数の滝を総称し、田立の滝と呼んでいます。
田立の滝の紅葉は、毎年、10月下旬~11月上旬が見頃です。
途中、足場の悪い道や険しい道を通りますので、登山靴またはスニーカーに、両手の空く動きやすい服装を用意します。山の天気は変わりやすいので、雨具も携帯しましょう。
また、雨天時は足元が滑りやすくなりますので、十分に気をつけてください。
国道19号線の田立入口の交差点を北へ。
田立の滝の案内看板に従って走ります。
田立の滝キャンプクラブを通り過ぎ暫く行くと、粒栗駐車場に到着。
遊歩道入口の横に、トイレもあります。
自然環境整備協力金 200円をポストに入れてから、出発です。
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木が鬱蒼と生い茂る中、川のせせらぎを聞きながら歩いていきます。
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川が八つの瀬に形を変えて落下するところから、八ヶ瀬と呼ばれています。
遊歩道の右手に眺めることができます。
川側から見ると、巨大な石の上に5本の木(さわら)が立っています。
悪天候時には、川へは近づかないようにしてください。
田立の滝の遊歩道沿いには、この他にも石の上に生えた木がたびたび見られます。
川を眺めながらベンチで一休み。渓谷を吹き抜ける風と川の音が爽やかです。
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昔、猟師たちが猪をおいつめこの岩を取り囲んだところ、猪は姿を消してしまったと言われています。
「もみたろう」「けやきち君」「さわら大師」「ひのきイチロー」「まきチャン」など、ユニークな名前が付けられた巨木が、遊歩道沿いのところどころに現れます。
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不動岩 展望の看板がある場所で、右上を見上げてみましょう。
不動岩展望台を下から眺めることができます。
遊歩道を進み、更に森の奥へ。
谷側を見ると足がすくんでしまいそうになる箇所も通ります。
雨天時、濡れている岩や石の上は滑りやすくなりますので気をつけましょう。
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遊歩道から、螺旋滝の看板の方へ急な坂を下っていきます。
ここは遊歩道を歩き、最初に見ることのできる滝です。
滝口から落ちた水が岩にぶつかり、ねじれながら滝つぼへ落ちています。
ごつごつとした岩壁を流れ落ちる霧ヶ滝。 この日、滝つぼ付近に虹を見ることができました。
切り立った花崗岩の岩から流れ落ちる、落差約40メートルの天河滝。
岩場に下りれば、滝のしぶきを浴びて気分もリフレッシュ。
美しい渓流を眺めることのできる不動橋を渡ると、不動滝が見えます。
龍ヶ瀬では、清流が緩やかに傾斜を流れ落ちています。
雲上橋(うんじょうばし)のすぐ向こうに、鶴翼滝が見えます。 落差は5m程の比較的小さな滝ですが、青い滝壺と清流は見ものです。
幾筋もの流れからなるそうめん滝。
この先に、箱淵と呼ばれる淵がありますが、2012年10月27日現在、登山道の状態が悪いため通行禁止となっていました。
先ほどの雲上橋から、不動岩展望台を目指し、案内看板に従って歩いていきます。
ここから不動岩展望台までは、約20分。
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不動岩展望台に到着。 恵那山や笠置山、晴れている日には御嶽山や乗鞍岳を眺めることができます。
不動岩展望台から、その先に続いている道を進んでいくと、間もなく林道に出ます。
左手にはトイレが設置されています。
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このトンネルは森林鉄道の作業軌道が通った昭和初期に、人力で採掘されたそうです。岩肌の凹凸を見ると当時の苦労が偲ばれます。
また、このトンネルを抜け更に歩いていった先には、天然公園があります。
紅葉見物に、田立の滝へお出かけの際は、ご宿泊はホテル富貴の森へお越し下さい。
ホテル富貴の森は、信州 南木曽町の森の中にある静かな温泉宿です。
紅葉を楽しんだ後は、ホテル富貴の森の天然温泉でごゆっくりと温まり、おくつろぎください。
田立の滝からホテル富貴の森までの地図